障害のある従業員の職場での活躍を紹介する「在宅介護お世話宅配便」の吉井栄子社長=佐賀市の東与賀文化ホール

 県教育委員会は18日、特別支援学校の生徒の就労をサポートするフォーラムを佐賀市で開いた。障害のある従業員を雇用している県内2社が先進事例を報告し、健常者と手を携えて働く環境づくりの大切さを訴えた。

 高齢者の在宅サービスなどを展開する「在宅介護お世話宅配便」(唐津市)の吉井栄子社長は、特別支援学校出身の20代男性が介護サービス事業で高齢者とのラジオ体操や散歩を率先して行う様子を紹介し、「入所者の間で人気者。貴重な戦力で、彼なしでは仕事が回らない」と働きぶりを評価。「障害者を社会の一員として役目を与えることが、明るい社会の醸成につながる」と強調した。

 グランデはがくれ(佐賀市)も、今年4月に採用した障害のある10代女性について「健常者と協調する力も十分で、仕事にも人一倍熱心」と紹介した。

 フォーラムに合わせて、県内9校の特別支援学校がブースを設けて、手製の木工品や紙製品などを展示した。

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