全国学校給食甲子園の決勝大会に出場する調理員の岡健一さん(左)と栄養士の阿部香理さん(中央)、調理主任の姉川左枝子さん=神埼市の神埼市学校給食共同調理場

全国学校給食甲子園で提供されるメニュー(提供写真)

 学校給食の日本一を争う「第12回全国学校給食甲子園」の決勝大会に、佐賀県から神埼市給食共同調理場が出場する。全国6ブロックから12チームで頂点を競う決勝大会。県勢としては3年連続6回目の出場で、地場産の食材などをふんだんに使った献立で上位を目指す。

 献立を作成したのは西郷小の管理栄養士、阿部香理さん(38)=佐賀市。神埼産の食材を「子どもたちにもっと知ってもらいたい」と考案した。自身としては2度目の全国舞台で「本番は思った以上に緊張する。経験を踏まえて練習していきたい」と力を込める。

 メニューは4種類。神埼産「ひのひかり」を使った「彩りわかめご飯」は、枝豆やカラーピーマンを使って色彩豊かに仕上げた。「ぶた肉のかわりフライ みかんソースかけ」は、神埼そうめんを衣として使用しており、食感を楽しむことができる。このほか、県産のレンコンとイワシのすり身を混ぜ合わせたつみれが入った「れんこんのつみれ汁」と佐賀のりと県産の野菜を混ぜ合わせた「のりおかかサラダ」を提供する。

 今回の応募献立は全国で2025件。1~4次審査までは献立の写真や栄養価の計算などを記した書類で選定される。厳しい審査を乗り越えて、決勝大会に進んだ。阿部さんは「考えた献立を調理員さんが実行してくれる。助けられていてありがたい」と感謝する。

 決勝大会は12月2、3日に東京都で開かれる。実際に調理をする決勝大会で、阿部さんは調理員の岡健一さん(41)=吉野ヶ里町=とともに60分間の制限時間内に調理する。岡さんは「見栄えよく作ること」を目標に掲げる。2人は11月から給食調理と同じ衛生管理の手順を踏んで作り上げる練習をし、大舞台に臨む。

 

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