コミュニティーバスの車内で岩崎数馬さん(左)の案内を聞く参加者=有田町

 町内各地を結ぶコミュニティーバスを使い、ガイドが町中を案内する企画が、有田町で開かれている。24日は12人が、説明を聞きながら江戸時代からの商家などが立ち並ぶ通りを散策した。

 同町戸杓地区の老人クラブのメンバーが参加した。「バスは久しぶり」などと話しながら有田駅前から乗り込んだ一行は、陶磁器店が立ち並ぶ通りの上幸平で下車した。車中では町観光協会ガイドの岩崎数馬さんと多久島美樹さんが、通り沿いの藩政時代に代官所があった場所や地名の由来を説明。下車後はトンバイ塀のある裏通りで、江戸時代から皇室に焼き物を納めた歴史ある窯元などをユーモアを交えて案内した。

 バスにほとんど乗ったことがないという栗山昭子さん(71)は「車内はきれいで、乗り降りもしやすかった」と話し「ガイド付きで町を回るのは初めて。知らなかったことがいっぱいある」と案内に耳を傾けていた。

 コミュニティーバスの利用を増やし、高齢者の運転免許証返納につなげるとともに、町の歴史や文化を知ってもらおうと、同町が企画した。

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