2回戦・沖縄尚学-伊万里 9回を一人で投げ抜いた伊万里の山口修司=宮崎市のSOKKENスタジアム

 伊万里は主戦山口修が粘投。9回を一人で投げ抜いたが、沖縄尚学の猛攻を封じ切れなかった。

 山口修は四回まで無失点で踏ん張ったが、五回1死から中越え三塁打を浴び、ボークで先制を許した。七、八回と1点ずつを失い、九回は打者一巡の猛攻で5点を奪われた。

 打線は沖縄尚学の知念に3安打に封じられた。初回に1番犬塚、四回には3番古賀の右方向への長打で好機を得たが、生かせなかった。

主戦山口修、粘投及ばず 冬場鍛え、再起誓う

 主戦山口修司の好投と粘り強い攻撃で佐賀大会を勝ち上がり、135季ぶりに九州大会に臨んだ伊万里は、沖縄尚学に食らいついたが、終盤突き放された。吉原彰宏監督は「強豪校は集中力が切れたところを、決して見逃してはくれない」と脱帽した。

 「失点しても最少失点で抑える」-。吉原監督が掲げたテーマを胸に、山口は走者を背負いながらも、得意のチェンジアップを織り交ぜ、コーナーを丁寧に突く投球で踏ん張った。ただ、終盤はボールが高めに浮き、八回は長打2本。ここは1点に抑えたが、九回は一挙5点を奪われた。山口は「疲れて焦りもあった」と振り返った。

 1年の冬にけがをして今春まで投げることができなかったが、制球の良さが認められ、新チームで背番号「1」に。秋の佐賀大会はほぼ一人で投げ抜いた。「冬はしっかり走り込んで球威をつけたい」と再起を誓った。

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