全長167メートル。寄港した「にっぽん丸」=唐津市の唐津港妙見埠頭

 九州一周クルーズ中の客船「にっぽん丸」が23日、唐津市の唐津港妙見埠頭(ふとう)に入港した。台風一過の秋空の下、乗客は唐津城など市内観光に繰り出した。

 クルーズは博多発着9日間で、福岡で飛行機から乗り継いだ客をはじめ34都道府県の約300人が乗船。日数が長いためシニア層が多く、平均年齢は71歳。別府、徳之島などに立ち寄り、航海を楽しんできた。

 福岡市の坪井正子さん(70)は「九州を海から見たい」と乗船。前日は台風の影響で予定していた上五島に寄港できなかったが、「八代では花火を見たし、先々の食材を使った料理がおいしかった」とクルーズの魅力を語った。

 唐津市の協力で市民向けの唐津・博多ワンナイトクルーズも企画され、夕方の出港時には夫婦、友人ら27組が乗船した。運航する商船三井客船の松本士郎営業グループ課長は「まずは手軽にクルーズの楽しさを知ってもらい、地域振興にも寄与していきたい」と話していた。

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