消防服を着たかかしを制作する住民ら=佐賀市の大和町梅野広坂・有木地区

 佐賀市大和町梅野の広坂・有木地区の国道263号線沿いの田んぼなどに、55体のかかしが並ぶ「かかし祭り」が23日から始まった。同地区の住民らが、昭和の原風景を再現しようと制作したもので、タイムスリップした雰囲気が楽しめる。11月25日まで。

 少子化や高齢化が進む中で、地域の活性化に役立てようと同地区自治会が主催した。消防ポンプを操作する昭和の消防活動や、農作業の様子、バスを待つ小学生などさまざまな種類のかかしが出迎える。使わなくなった古着や地区の消防服などを活用している。

 祭り期間中は、近くの休耕田を活用したコスモス園も開催する。期間中の土日と祝日には、同地区の厳島神社で、地元の農産物や焼き芋を販売する「かかし市」も開かれる。

 実行委員長の千住一成さん(63)は「前回は一か月ほどで約6800人くらい訪れて、外国人観光客も多かった。時間が止まっているような風景を味わってほしい」と呼び掛けている。

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