勢いよく馬場を駆けながら的を狙う射手=武雄市の武雄神社

勢いよく馬場を駆けながら的を狙う射手=武雄市の武雄神社

 武雄市の武雄神社で23日、830年を超える伝統を持つ流鏑馬(やぶさめ)が奉納された。疾走する馬上から的を射抜く射手の勇姿に、来場した約2500人(市発表)から拍手と歓声が湧いた。

 

 同神社の流鏑馬は1186(文治2)年、源頼朝が平家追討の戦勝に感謝して武雄神社に天皇勅使と御家人を送った際、領主である後藤家により奉納されたのが起源とされる。

 255メートルの参道馬場に設けられた3本の的を狙い、中高生を含む射手が次々に矢を放った。鋭い音を立てて的中するたび、観衆からはわっと声が上がった。

 9回目で初めて「一の射手」を務め、馬場の安全祈願にあたる「揚扇の儀」などに当たった大曲祐一さん(31)は「射っている間も緊張しっぱなしだった。けがもなく終えられてホッとした」と安堵(あんど)した。

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