落選が確実となり、「前職の知名度に及ばなかった」と敗戦の弁を述べる大森斉さん(左)と共産党県委員会の今田真人委員長=22日午後11時30分ごろ、佐賀市の党県委員会事務所

 玄海原発再稼働や消費税増税に反対を訴えてきた共産新人大森斉さん(62)。唐津市の開票が延期されたものの、他市町の開票結果から22日夜には落選が確実となった。「政策的にはじき飛ばされたわけではないが、前職の知名度に及ばなかった」と敗戦を受け入れた。

 午後11時半すぎの時点で2区トップの他候補との差が6万票以上に開き、唐津市の投票者数を上回った。佐賀市の共産党県委員会の事務所で報道を見守った大森さんは唇をかみ、県委員会の幹部らが「よく頑張ったね」「お疲れさま」と、12日間の戦いをねぎらった。

 2012年衆院選に続き2回目。1区のみやき町在住だが2区で立候補し、土地勘がない中、小まめにつじ立ちを重ねた。「政権批判という形で一定の存在感は示せた。次につながる」と語った。

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