ぼた餅会で学校の垣根を越えて車座になる生徒たち=鹿島高

ぼた餅会恒例の綱引き対抗戦で力を振り絞る生徒たち=鹿島高体育館

 進路選択を控えた鹿島高と鹿島実高の3年生が互いの健闘を誓う「牡丹餅(ぼたもち)会」が20日、開かれた。「牡丹餅のように丸く粘り強く」という意味が込められた伝統の激励行事で今年105回目。生徒による日舞の披露や恒例の綱引き対抗戦などさまざまな余興があり、にぎやかな時間が訪れた。

 教育に力を注いだ旧鹿島藩主の鍋島直彬が1904年、鹿島中の生徒と教諭を招き、牡丹餅を振る舞って健闘を祈られたことが始まり。この日は両校の垣根を越えて生徒たちが車座になり、牡丹餅を食べながら談笑していた。スピーチやピアノ独奏、レスリング部の実演なども披露され、綱引きでは鹿島実高が勝利を収めた。藤永健生さんは「3年生が一つになった」と笑顔を見せた。

 生徒を代表してあいさつした鹿島高の田崎湧己さんは「受験期の息抜きにもなり、互いに気持ちを鼓舞し合うこともできた。両校の親睦が今後さらに深まっていけば」と語った。

 来春の新入生から両校は再編される。

このエントリーをはてなブックマークに追加