孔子をしのび厳かに執り行われた釈菜=多久市の多久聖廟

 中国古式の典礼の儀「釈菜」が22日、多久市多久町の多久聖廟で執り行われた。青い礼服に身をまとった横尾俊彦・多久市長が献官役となり、孔子と孟子ら弟子たちの遺徳を顕彰し、タケノコやもちなど献饌(けんせん)とよばれる8種類の供物をささげた。

 釈菜は約300年前から毎年、春と秋に開かれている。秋季釈菜ではナツメとフナの2種類を入れ替えた供物が青銅製の祭器に盛られる。献官役の横尾市長は厳かな廟内で、93にも及ぶ献上の儀式をこなした。

 釈菜に似た行事は東京の湯島聖堂で春に行われる釋奠(せきてん)が代表的。儀式の後、地元の生徒、高校生による釈菜の舞が披露された。

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