比例代表九州ブロックで当選が確実となり、支持者や自民県連幹部の前であいさつする今村雅弘さん=22日午後8時10分、佐賀市の自民党県連事務所

 投票が締め切られた午後8時、直後に「当確」の報道を受けた後、硬い表情で姿を現した。比例代表九州ブロックに自民党の単独3位で立候補し、8回目の当選を確実にした自民前職の今村雅弘さん(70)。自民県連事務所に集まった支持者や県連幹部らにお礼を述べた後、「開票も済んでおらず、これ以上のごあいさつは控えさせていただく」。小選挙区の後輩を案じ、バンザイもしなかった。

 比例名簿順位が31位で冷遇された前回とは打って変わり、今回は単独3位の当選圏内で臨んだ。「同志の応援に全力を尽くす」。1、2区や県外まで飛び回った。JAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」は自主投票となったが、農協の支所などにも出向き、農政課題を念頭に「俺に任せてくれ。だから二人のことを頼む」と訴えた。

 7期目は激動だった。昨年8月に初入閣。復興相として奔走したが、東日本大震災を巡る失言で辞任した。「悲劇を無にしないように、しっかり防災や減災に取り組んでいくという思いだった」と真意を語る。

 解散直後に「県内の自民党の国会議員はみんな若い。その中で自分が果たすべき役割は大きいと自覚している」と語っていた今村さん。決意新たに8期目を迎える。

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