「一本刀土俵入り」を演じる一座。中央が大川竜之助さん=14日、唐津市文化体育館ホール

  出身地唐津に生活の拠点を置く大衆演劇の3代目大川竜之助さん(45)一座が初の地元連続公演を続けている。14、15日の唐津市公演は3回とも演目を変える熱の入れようで、最終日28日の玄海町公演に臨む。

 

 公演は芝居と舞踊ショーの2部構成で、唐津市文化体育館での3回公演の芝居は「一本刀土俵入り」「幡随院長兵衛」「長崎の女」を日替わりで上演。大川さんは股旅(またたび)姿や女形などを演じ、計1000人が義理人情や勧善懲悪を盛り込む大衆演劇の魅力を楽しんだ。

 大川さんは座頭市の名演で知られた初代大川竜之助の四男で、唐津一中卒業と同時に一座に入り、2005年に独立。地元公演には兄の龍昇さん、娘の紗理奈さんら家族も出演し、芸の厳しさの中にも和やかさが漂うステージとなった。

 3年前から唐津を拠点に全国を巡業している。福岡県飯塚市で9月、大川さんの公演を初めて見てファンになったという三嶋直美さん(19)は友人2人と唐津に駆けつけ「歌も女形、立ち役も全部かっこよすぎます」と興奮気味に語った。

 最終公演は28日午後2時から玄海町民会館で。前売り3500円、当日4000円。電話090(8419)9744=古賀さん、0955(78)2239=からおけ・いち。

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