開業した「オプティム・ヘッドクォータービル」=佐賀市本庄の佐賀大学内

 ソフトウエア開発のオプティム(菅谷俊二社長)は20日、佐賀市本庄の佐賀大学に最先端技術の研究拠点を開設した。本店機能も備え、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、ロボットの共同研究を加速させる。

 施設名は「オプティム・ヘッドクォータービル」。鉄筋コンクリート3階建て(延べ床面積約1100平方メートル)で、大学や県内企業と新しい技術を開発する。IT技術で栽培した農産物を使うカフェを備え、来春には最先端技術を紹介する展示場も設ける。近くにロボット研究開発施設、ドローンの試験飛行場も設置し、「イノベーションパーク」として運営していく。

 現地で開かれた記念式典で、菅谷社長は「労働人口の減少という課題を抱える九州は、最先端技術を確立させる一番いい場所。佐賀から第4次産業革命を実現させたい」とあいさつした。佐賀大の宮崎耕治学長は「実学に近くで触れられるのは研究、教育にとって大きなプラス。企業との連携にこれからも力を入れていく」と語った。

 オプティムと佐賀大は2015年の農業IT化を皮切りに、医療やノリ養殖に先端技術を取り入れて生産性を高める研究を共同で進めている。式典には県内の政財界関係者ら約250人が訪れ、開設を祝った。

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