白石町のパネル討議でパネリストを務めた(左から)白石町の田島健一町長、錦タクシーの前田弘次〓会長、中原たすけあいの会の平野征幸代表、いわて地域づくり支援センターの若菜千穂常務理事=白石町の福富ゆうあい館

 「全国過疎問題シンポジウム2017inさが」の分科会が20日、県内4か所であった。優良事例発表が唐津市と多久市で、またパネル討議が白石町と太良町で開かれ、全国の人口減少に悩む自治体関係者らが過疎対策のヒントを探ろうと参加した。

 このうち白石町であったパネル討議は、「地域を支える身近な移動手段」がテーマ。大阪大コミュニケーションデザイン・センターの土井勉特任教授(まちづくりと総合交通政策)がコーディネーターを務め、同町の田島健一町長と錦タクシーの前田弘次郎会長、中原たすけあいの会(みやき町)の平野征幸代表、いわて地域づくり支援センターの若菜千穂常務理事の4人が登壇した。

 4人はそれぞれ、交通弱者向けに無償や安価で提供している定時定路線のコミュニティーバスやジャンボタクシー、予約して利用するタクシーなどを紹介。課題としてドライバーの確保や財源問題などがあがり、持続させるためのアイデアとして「利用者のためというよりも、運転ボランティアが生きがいと感じる居場所づくりが大事」「ドライバー不足解消のため、移住してきた若者を兼業ドライバーとしては」「認定NPOになれば、寄付者への税制優遇措置があることがPRできる」などが出ていた。

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