秋らしい落ち着いた色合いの山野草が並ぶ=佐賀市松原の佐嘉神社境内

 山野草の愛好家グループ「はがくれ山草会」による秋の山野草展が20日、佐賀市松原の佐嘉神社境内で始まった。会員31人が思いを込めて育てた愛らしい花など約300点が並ぶ。22日まで。

 紫の実がつやつやとなるムラサキシキブや、桃色に色づく赤ソバなどが楽しめる。自然のままをイメージして石に野草を植えた石付の作品は、こけむすのに10年以上かかったものも多い。

 山野草を始めて30年になる会員の本村則子さん(80)は縦横5センチほどの小さな鉢の植物を出品した。「孫みたいにかわいがっている。手をかけてようやく花が咲くとほっとします」と話していた。

 同会の吉田和英会長(66)は「山野草は自然を凝縮したところが魅力。普段は気にかけない山野草だからこそ、見て楽しんで」と来場を呼び掛けている。

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