鳥栖八坂神社長崎街道まつり風景

 南から北へと鳥栖市を縦貫する旧長崎街道に二つの宿場がある。鍋島領の「轟木宿」と対馬藩田代(たじろ)領「田代宿」で、藩が異なるこの二つの宿場間の距離は1里(約4キロ)。全国でもまれな宿場と宿場の近さである。

 この二つの宿場をつないで毎年10月の第3日曜に「とす長崎街道まつり」が開かれる。街道沿いの五つの神社の境内では時代装束をつけたスタッフ120人と鳥栖文化連盟など諸団体・個人によるいろいろな催しが行われる。沿道の住宅、庭先の「お接待」で酒、茶菓子がふるまわれ、道筋に残る「古民家」が公開され無料シャトルバスが走る。

 しかし、16回目の今年は雨で中止。昨年に続く2年連続の雨天は今までなかったことである。本来、好天が続く10月。何やら気象がおかしい。

絵・水田哲夫=鳥栖市本町

文・高尾平良=鳥栖市本町

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