「人が輝く地域づくり」をテーマにパネルディスカッションなどがあった全国過疎問題シンポジウム=佐賀市文化会館

 人口減少や少子高齢化が顕著な地域の活性化策を考える「全国過疎問題シンポジウム2017inさが」(総務省など主催)が19日、佐賀市で始まった。「人が輝く地域づくり」をテーマに講演やパネルディスカッションがあり、全国の行政関係者ら約800人が課題解決のヒントを探った。

 全国で地域づくりをサポートする「studio-L」の山崎亮代表が「『縮充』する地域を目指して」と題して基調講演した。過疎に悩む地域の方向性として「小さくなるけど充実していくことを目指すべき」と提起した。「『参加型』『コミュニティー』が再び重要になり、シェア(共有)がキーワードになる」との見通しも示し、人のつながりで課題克服に向き合う姿勢の重要性を説いた。

 パネルディスカッションでは、山崎代表に加え、横尾俊彦多久市長、武雄市で地域おこしに取り組む千綿由美さんらが、ICTを活用した教育、空き家を生かした移住支援などの取り組みを紹介した。

 本年度の過疎地域自立活性化優良事例の表彰式もあり、総務大臣賞に輝いた蕨野集落(唐津市相知町)などが表彰された。

 シンポジウムは各県持ち回りで開き、佐賀県では初めて。最終日の20日は唐津市、多久市、白石町、太良町の4カ所で分科会が開かれる。

このエントリーをはてなブックマークに追加