広島戦に先発したDeNA・浜口=マツダ

 9回DeNA2死、宮崎が左中間に本塁打を放つ=マツダ

DeNA6―2広島

 DeNAの新人左腕、浜口(三養基高出身)が7回を7安打1四球で2失点と力投。128球を投げたが、球威は最後まで衰えなかった。打線は三回に宮崎(厳木高出身)が先制の2点打。1点を返された直後の五回は代打乙坂が2点打。九回は宮崎がソロを放った。広島の野村は細かい制球に苦しみ、5回8安打4失点。打線は得点圏に6度走者を進めながら1点ずつの2点止まりだった。【共同】

■球威十分「自信あった」 浜口

 緊張の大舞台でルーキーが躍動した。DeNAのドラフト1位新人の浜口は7回7安打2失点の力投。球団の新人ではCSで初めて勝利投手となった。「緊張はしていたけど、チームが勝つために準備してきた自信はあった」と胸を張った。

 持ち味は投げっぷりの良さ。この日も「腕を振って、打者に向かっていこう」と胸に誓い、マウンドに登った。ワンバウンドが多く、制球は荒れたが、球威のある直球と武器のチェンジアップを生かすため、縮こまることはなかった。

 一回1死三塁のピンチでは、丸と松山をともに直球で二ゴロに。甘く入った球でも差し込めたのは球威の証しだ。3点差に迫られた六回2死三塁では会沢を147キロの直球で空振り三振に仕留め、派手なガッツポーズでほえた。

 ラミレス監督が「スタミナもあるので」と信頼を置き、任せられた七回も「意気に感じた」と三者凡退。128球で役割を果たした。

 ドラフトでは“外れ外れ”の1位指名だった。それでもレギュラーシーズンでは10勝をマークし、新人王候補にもなった。活躍は止まらない。ファイナルステージ初戦を落としたチームに、勢いを取り戻す白星をもたらした。

■首位打者が本領 宮崎

 今季のセ・リーグ首位打者が本領を発揮した。DeNAは5番宮崎がソロ本塁打を含む3安打3打点と躍動。CSファイナルステージ初白星を手にした。

 まずは三回。1死満塁から4番筒香が空振り三振に倒れた直後に迎えた第2打席だった。追い込まれてから内角のシュートを巧みに左前にはじき返して2者を迎え入れ「短期決戦は先制点が大事。先に取れて本当によかった」。五回の第3打席でも、1死一塁から筒香が二飛に倒れた後に二塁打で好機を広げ、代打乙坂の2点適時打につなげた。

 ラミレス監督は昨季のCSで敗退した翌日に、筒香の後ろを打つ5番打者の重要性を説いた。見事にそれに応える活躍を見せ、宮崎は「この勢いのままでいければ」と言葉に力を込めた。

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