中多久マーケットの知名度を上げようと店主らが中心となって真打ち落語家による寄席を開催=多久市

 多久市北多久町の「中多久マーケット」内に店を構える店主たちが、商店街の知名度を上げようと21日午後3時から北多久公民館で、真打ち落語家を招いた寄席を企画している。木戸銭は無料。ただ、商店街に買い物に訪れた客に無料券を配布する。店主らは「寄席を企画することで、多くの人をマーケットに引き“寄せ”たい」と息込んでいる。

 

 当日、高座で話芸を披露するのは2015年に文化庁芸術祭優秀賞に輝き若手落語家として頭角を現している古今亭文菊さん。寄席を企画するにあたり、店主らが市内の企業から協賛を募り、文菊さんの寄席開催にこぎ着けた。

 「中多久マーケット」は旧炭鉱街の買い物場所としてにぎわいを見せたが、閉山後、現在は飲食店や雑貨店など8店舗にとどまっている。鮮魚店を営む米満奈美さん(45)は「炭鉱時代のにぎわいは知らないが、閉山後もこのマーケットで商売ができる感謝を込め、寄席でお客さんの笑顔を引き出したい」と話している。

 寄席の終了後、午後5時半から中多久マーケットで各店舗が料理を出し合ってバイキングと旬の食材を楽しむ定例パーティーを開く。今回はサンマを提供する。予約制で食事料は大人2千円で飲み放題は3千円。子どもはきょうだいなど複数人につき千円。問い合わせと予約は米満鮮魚店、電話0952(75)2368。

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