式典で抱負を述べた総代の井口新悟さん=佐賀市兵庫町の佐賀県消防学校

 佐賀市の佐賀県消防学校で13日、初任科卒業式があり、半年間の訓練を終えた61期生27人がきりりとした表情で、第一線にはばたく決意を新たにした。

 式では総代の井口新悟さんが「寝食をともにした寮生活や訓練はかけがえのないものになった。地域の皆さんの期待に応えられるよう頑張りたい」と抱負を述べた。池田直博学校長は「寮生活や厳しい体力づくりなど一つ一つが力になっている。消防の“訓練には終わりなし”という言葉を忘れず頑張ってほしい」とエールを送った。

 美容師から消防職員に転身した川崎瑠美さん(24)は「消防士だった父の影響もあり、地域の人たちに感謝される仕事に魅力を感じた。普段の生活から小さいことに気づき、危機感をもって動きたい」と決意。副総代の山田耕輔さん(24)は「日々、同じ志の仲間たちと声をかけ合うことでへこたれずに乗り越えられた。ここで学んだ基本を確実に身につけていきたい」と意気込みを語った。

 27人はそれぞれ県内五つの広域消防局・消防本部で消防や救助、救急などの業務に就く。

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