まきの並べ方など最新の研究結果を基に当時の炊飯の様子を再現=唐津市菜畑の末盧館

まきの並べ方など最新の研究結果を基に当時の炊飯の様子を再現=唐津市菜畑の末盧館

 稲作を始めた弥生人の台所事情を探る企画展「弥生のキッチン」が、唐津市菜畑の末盧館で開かれている。電気炊飯器や五徳など同じ機能を持つ現代のキッチン器具や用品も並べ、比較しながら学べる。11月12日まで。

 唐津市や佐賀県、福岡県内で発掘、所蔵された土器中心に48点を展示している。弥生中期と後期の煮炊き用の深鍋を並べ、後期になると、熱が伝わりやすいように丸底に進化していることが分かる。最新の研究結果で分かった当時の炊飯方法の再現もしている。

 市内で見つかったフグやシカの骨など当時の食べかすもある。学芸員の濱口尚美さん(42)は「食べる行為は今も昔も同じ。昔はどんな道具で料理をしていたのか。子どもでも分かるような展示を心がけた」と話している。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。入館料は一般200円、小中学生100円。月曜休館。21日午前10時から小学生以上を対象に体験イベント「ピカピカに光る土器を作ろう」がある。定員20人で参加費300円。事前の申し込みが必要で、問い合わせは同館、電話0955(73)3673。

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