この秋読みたい! Fit読者にオススメの一冊

 「本にふれられる場所」で紹介した6カ所の店主・スタッフの皆さんに、Fit読者にお薦めしたい一冊を紹介してもらいました。

 

わいわい!! コンテナ2/江里口里紗さんのオススメ

「たこしんごう」作・絵 赤川明/ひかりのくに株式会社

【内容】
タコのおじいちゃんと孫が仲良くお散歩。魚の大群がいてなかなか道を渡れない…困った2匹は道を渡るためにどうするのでしょうか…?魚の大群に立ち向かうタコのおじいちゃんと孫のやりとりがほほえましい一冊。

【ここがオススメ!】
読めば読むほどに面白い不思議な絵本です。子どもと一緒に読んでいると、ページをめくる度に変わる子どもの表情が楽しいです。著者の赤川さんが書いている絵もかわいくて、とてもすてきですよ。

 

わいわい!! コンテナ2/石丸裕美さんのオススメ

「いちにちぶんぼうぐ」作 ふくべあきひろ/絵 かわしまななえ/PHP研究所

【内容】
「クリップ、磁石、メジャー、そろばん…文房具って賢そう。よし、いちにちぶんぼうぐになってみよう!」文房具の大変さを体験してみるという、擬音とコミカルな絵が笑いを誘うユーモア絵本です。

【ここがオススメ!】
まずは表紙のちょっとおとなしい感じと、中身のおもしろさのギャップにびっくり! 笑って楽しく読みながら、文房具や物を大切にする気持ちを持ってほしいです。

 

子どもの本屋 ピピン/岩永光子さんのオススメ

「バッタさんのきせつ」作 エルンスト・クライドルフ/訳 佐々木田鶴子/ほるぷ出版

【内容】
作者はスイス生まれの絵本作家。春から秋、冬と移る季節を、バッタの生活や遊びを通してユーモアをまじえながら、美しく繊細な絵とともに楽しめます。

【ここがオススメ!】
まずは詩情あふれる絵がとても魅力的。バッタ一匹一匹それぞれが表情豊かで個性があります。ちょっと古い本ですが、いつ何度読んでも新鮮に感じられ、良い本はいつの時代も愛されるのだなあと実感します。

 

泊まれる図書館 暁/白石隆義さんのオススメ

「はしっこに、馬といる ウマと話そうⅡ」河田桟/カディブックス

【内容】
沖縄県与那国島在住のライター河田桟さんと、一緒に生活している馬との暮らしをつづった一冊。与那国島の自然の中で、相棒の馬と暮らすうちに見えたこれまでとは違うコミュニケーションの形について、河田さんの視点から描いています。

【ここがオススメ!】
知り合いから薦められてこの本に出合いました。馬に敬意を払う、馬の言葉を聞くなど、河田さんの馬との暮らしや接し方は人と人との付き合い方にも通じるところがあるなあと思います。

 

旅館 大村屋/北川健太社長のオススメ

「ビートルズ原論 ロックンロールからロックへ」根木正孝/水曜社

【内容】
レコードの発達、ハイウエーの整備、次々と開局するラジオ局…「ビートルズ現象」は当時の社会情勢の変革に大きな役割を果たしました。ビートルズが来日した1960年代という時代から分析する、新しい“ビートルズの教科書”。

【ここがオススメ!】
音楽やエピソードにふれるのではなく、社会学や歴史の流れからビートルズを見た、いわば「学術的論文」。小学生の頃から熱狂的なビートルズファンで、ビートルズ関連の書籍はほぼすべて持っていますが、その中でも珍しいタイプの書籍です。

 

自由地図ブックス/児島健二郎さんのオススメ

「間取りと妄想」大竹昭子/亜紀書房

【内容】
双子が住む左右対称の家、カウンターのある家など、作者が考えた13の間取り図から広がる個性的な13の物語を収録。ちょっとシュールで静謐(せいひつ)な、世界初(!?)の間取り小説集。

【ここがオススメ!】
オリジナルの間取りにオリジナルの物語。まず部屋が先にあって、そこから物語が広がっていくのがとても面白いです。話の展開も細かく、短編集なのでサクッと読めてオススメです。

 

kiku cafe/福田まり子さんのオススメ

「柴田元幸責任編集 MONKEY」SWITCH PUBLISHING

【内容】
編集長は翻訳家の柴田元幸さん。小説を通して、今私たちが住む世界の魅力を伝えるための文芸誌です。年3回の発行。「こわい絵本」「映画を夢みて」など、号ごとにテーマを設けています。

【ここがオススメ!】
短編がたくさん掲載されているので、本を読みたいけどなかなか時間が取れないときにさっと読めてうれしいです。海外の本が多く載っていて、今まであまり読んだことがなかったジャンルだったけど好きになりました。

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