多くの来場を呼び掛ける「米多浮立」のポスター

 370年を超える歴史がある上峰町の伝統行事「米多(めた)浮立」が21、22の両日、同町前牟田地区で開かれる。若者による勇壮な天衝舞(てんつくまい)が披露され、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する。

 浮立は地区住人たちが脈々と受け継いできており、2年に1度開催。1971年からは保存会が結成され、後継者育成などに取り組んでいる。

 初日は正午ごろ、瑞応寺跡で浮立を奉納した後、「お下り」に出発。老松神社で浮立を奉納し、お旅所である旧若宮神社に至る。2日目の「お上り」は午後1時半ごろ、旧若宮神社を出発し、初日とは別のコースをたどって老松神社、瑞応寺跡を目指す。

 見所は老松神社などで奉納される天衝舞。地区の若者が重さ4キロにもなる大きな天衝を頭につけ、太鼓や鉦(かね)の音に合わせながら豪快に舞う。お下りやお上りの行列は100人以上が参加。露払いを先頭にみこしや和服に身を包んだ子どもたちが練り歩く。

 同日は、地域の旧所名跡を巡るスタンプラリーも開催する。問い合わせは同町文化課、電話0952(52)4934。

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