造園関係者の説明を聞く高志館高の生徒たち=吉野ケ里歴史公園

 佐賀市の高志館高環境緑地科1年生41人が2日、土木や造園の知識を深めることを目的に神埼市の九年庵や吉野ケ里歴史公園などを訪れた。キャリア教育支援事業の一環で、農業土木や造園について、専門家の話に耳を傾けて学んだ。

 吉野ケ里歴史公園では、周囲の風情を損なわないために、園路を土の色に近づけていることなど工夫しているポイントの説明を受けた。長谷川匠さん(15)は「ホールの中に、弥生時代のお墓があることには驚いた。国や県が大事に保存活用している現場の地面を施工するのは大変」と現場の仕事の一端に触れ、「ここで学んだ知識を生かして地域に貢献できるようにしたい」と胸に刻んだ。

 また、九年庵では、国の名勝指定を受けていることやその歴史を聞き、造形美を保つことの難しさと大切さも実感した様子だった。福岡県との県境に建設された五ケ山ダムも見学した。

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