古賀祐悟さん(18)

吉田花夏さん(18)佐賀商高3年

津野潤さん

永尾美乃さん

笠原昇平さん(18)=弘学館高3年、佐賀市大和町=

橋口尚実さん

庄司怜雄さん

松田優実さん

山崎海さん(18)=佐賀工高建築科3年=

仲西海人さん(18)=佐賀工高電子情報科3年=

松本倫弥さん

 15日に投開票された佐賀市議選で、初めての1票を投じた18歳は何を感じ、何を候補者に求め選んだのか。衆院選の投票日が22日に迫る中、有権者としての一歩を踏み出した高校生11人に尋ね、政治に言いたいことを聞いた。(取材班)

 

 

 質問の項目

 

(1)佐賀市議選で初めて投票した感想は。

(2)何を基準に投票しましたか。

(3)衆院選は投票に行きますか。

(4)政治に言いたいことは。

 

 

 

古賀祐悟さん・佐賀商

氷河期怖い、雇用に重点を

 (1)「やっと大人になれたという感覚。投票して自分の意見を伝えることができた。若者の投票率が低いから、投票しなくちゃいけないと感じた。自分たちの世代が投票しないと、若者の意見は反映されない」

 (2)商業高生なので、経済政策や雇用を基準に考えた。

 (3)衆院選は投票する。市議選の基準と同様に、景気対策や雇用に重点を置いて投票するつもり。

 (4)「雇用に重点を」。大学に進学予定で、就職活動をするときに、昔の就職氷河期のようになっていたら怖い。雇用に重点を置いてほしい。

 

 

 

吉田花夏さん・佐賀商

北朝鮮に不安、安全保障しっかり

 (1)自分たちの将来を任せる人をしっかり選べた。友達同士で話題になることは少ないが、自分が選んだ人に、自分たちの将来の政治を担ってほしいと思う。

 (2)候補者が信頼できる人かを基準に考えた。政治家は自分のことしか考えていないような気がして、政治に不信感がある。信頼できる人に市の行政を任せたい。

 (3)行く予定で考えているが未定。

 (4)「国際的な防衛や安全面」。北朝鮮のミサイル発射など、国際的に不安定な情勢があって怖い。安全保障など対策をしっかりしてほしい。

 

 

 

津野潤さん・佐賀学園

他人に流されないよう

 (1)大人に混じって投票するのはどきどきした。ただ、これからもしっかりと政治に関わっていきたいと思っているので最初が大事だと思い投票に行った。結構楽しかった。

 (2)恥ずかしいけど、週末に自転車で散歩をしていた時に、候補者から「頑張っていきますのでお願いします」と言われて、印象に残ったから。

 (3)当然行こうと思う。初めてなので、しっかりと候補者のことを調べて、何をしてくれるのか、本当にこの人やってくれるのか。一番現実味がある人を選びたい。

 (4)「何が本当で何が嘘なのか」。「安倍総理はだめだ、倒せ」という人がいる。でも、このままでいいと感じる一方で、消費税が上がってほしくないという考えも持っている。他人に流されないことが大事だと思う。

 

 

 

永尾美乃さん・佐賀西

政治もっと身近に、政治家の考え知る環境を

 (1)とても緊張した。母校の中学体育館が投票所だったが、全然別の場所のように感じた。政治に詳しくない私が投票していいのかなという気持ちになった。

 (2)インターネットで調べてみたが、なかなか情報がなくて悩ましかった。選挙期間中に聞いた訴えで印象に残っている人に投票した。

 (3)投票する。政策を調べて1票を入れたい。

 (4)「政治をもっと身近に」。政治が自分たちの生活にどう関わっているか、政治家がどんな考えを持っているか、選挙期間以外にも知ることのできる環境になってほしい。

 

 

 

笠原昇平さん・弘学館

真摯に政治に臨んで

 (1)氏名の確認があって、投票用紙を渡された時に一票を投じる責任が自分にはあるんだと感じた。

 (2)選挙カーから聞こえてきた声を覚えていて、その名前を書いた。みな佐賀のことを一番に思って、やる気を持っていそうだし。43人もの中から一人を選ぶのは難しかった。

 (3)投票に行く。関東への大学進学を考えていて、授業料や家賃、生活費などお金がかかる。私学だと特に。返済不要な公的奨学金の充実に期待したい。教育費無償化など、もっと教育にお金と力を注いでもらえたら。

 (4)「真摯(しんし)に政治に臨んで」。安倍総理は政策的にいろいろやっているが、森友・加計学園問題への説明は曖昧なまま。内閣が今のままでいいのか、いけないのかが選挙の争点になっている。与党議員の糾弾でなく、お互いに前へ進んでほしい。

 

 

橋口尚実さん・佐賀西

自分たち世代の意見も政治に反映して

 (1)投票するのが楽しみだった。投票用紙を入れたあと、高校生で有権者になったんだという実感が湧いた。

 (2)市南部に住んでいるので、オスプレイ配備計画の考え方を基準にした。候補者の人柄も参考にした。

 (3)投票する。オスプレイや増税についての考え方を参考にする。

 (4)「もっと私たちの話を聞いてほしい」。やっと投票権を得て投票できるのがうれしい。自分たち世代の意見も政治に反映してほしい。

 

 

庄司怜雄さん・佐賀西

政治よく分からない、18歳選挙権まだ早かった

 (1)特別な感情はなかった。投票所は思ったより和やかな雰囲気で緊張もしなかった。

 (2)インターネットで調べたり、両親と話したりして誰に投票するか決めた。

 (3)投票する。政党と政策で決めたい。

 (4)「投票権を18歳以上に引き下げたのは早かった」。政治のことがまだよく分からない。主権者教育などのあり方がしっかり整ってからにすべきだったと思う。

 

 

松田優実さん・龍谷

候補者43人の考え、分かりやすく広報を

 (1)この1票で当選や落選が決まるかもしれないので、きちんと考えて入れないとと思った。投票した人が当選してほしいと思った。

 (2)43人もいたので難しかった。家族と知り合いであることを考慮にいれながら、政策を絞っている人に投票した。

 (3)投票に行く。政党のことも政策のこともよく分からないので、調べて投票する。

 (4)「選挙をもっと分かりやすく」。43人も候補者がいて、いざ投票するとなると誰がどんな考えを持っているか分からず、選挙が遠くに感じた。広報の仕方を工夫してほしい。

 

 

 

山崎海さん・佐賀工

安易な消費増税やめて、無駄ないか見直しを

 (1)佐世保出身だけど、3年間育ててもらった佐賀の県民として義務が果たせたのかなと思う。投票所での手順が何も分からずに緊張した。

 (2)高校の先輩がいると知り、その人に入れた。

 (3)期日前で投票した。選挙カーなどで名前を言っているのを聞いたことがあったので、その人に入れた。

 (4)「安易な消費増税はしないで」。母の口癖。増税する理由があるのは分かるが、庶民の暮らしのことも考えてほしい。ほかのところで無駄がないのかまず見直すべきでは。

 

 

仲西海人さん・佐賀工

森友・加計問題ばかり、こっち側も向いてほしい

 (1)糸島市から来てこっちで18歳を迎え、初めての選挙だった。自分が投票したことで、佐賀県や佐賀市に貢献できたのではないかと思う。

 (2)朝学校に行っている時に、車で回っていて印象に残っていた人に入れた。

 (3)期日前で投票した。衆院選では、以前、地元にもポスターが貼ってあった候補がいて、その人に入れた。

 (4)「もっとやることがあるのでは」。朝、寮の食堂でテレビニュースを見ていても、森友・加計問題ばかり。「そっち側」ばかりでなく、「こっち側」を向いてほしい。いい迷惑。

 

 

 

松本倫弥さん・龍谷

投票に行こう、もっと政治に関心を

 (1)投票所は緊張感のある場所ではなく、思ったより気軽に入れた。投票したら、社会に貢献したような気持ちになった。

 (2)家族と知り合いの候補者がいた。自分でも調べて誰に投票するか決めた。

 (3)投票に行く。インターネットなどで政策を調べて、責任感の強そうな人、この人は大丈夫そうという人に入れたい。

 (4)「もっと投票に行こう」。投票所に行っても人が少なかった。有権者はもっと政治に関心を持って投票に行った方がいいと感じた。

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