読書体験記の応募作品から受賞作を選ぶ審査員=佐賀市の佐賀新聞社

第37回全国高校生読書体験記コンクール(一ツ橋文芸教育振興会主催、佐賀新聞社、集英社など後援)の県代表を決める審査会が16日、佐賀市天神の佐賀新聞社であった。田中結さん(佐賀西高2年)が2年連続で県代表の優良賞に輝いた。

 県内9校から昨年より483点多い3006編の応募があり、過去10年で最多となった。これを29編に絞って県審査会を行い、選考委員長の永田彰浩小城高校長、北村敬厳木高校長、丸田康循佐賀新聞社編集局生活文化部長が審査した。

 田中さんの作品「折り鶴が紡ぐ過去と未来」は、オバマ前大統領の広島訪問に始まる。戦争体験者が少なくなる中、祖母の戦争体験談に耳を傾ける思いを語り、自分自身が日々平和を維持する努力をしていく決意をつづった。

 永田選考委員長は全体の講評として「読書離れが広がる中、作品数が増えたのはうれしい。受賞作はどれも読書で自己変革が起こり、行動につながっている様子が見えた」と話した。

 各都道府県の代表47編は中央選考に進み、12月に入賞者が決まる。田中さんと入選者4人は11月19日、佐賀新聞社で表彰する。

 他の入選者は次の通り。(敬称略)

 江頭暁子(佐賀学園1)牧一徹(佐賀北1)關家百那(せきやももな)(佐賀西2)田代香奈(弘学館1)

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