苦みや渋みを抑える入れ方で茶を入れる轟小3年の子どもたち=嬉野市の茶業研修施設「嬉茶楽館」

茶葉の釜いりを体験する子ども=嬉野市の茶業研修施設「嬉茶楽館」

嬉野市の轟小3年生22人が12日、茶業研修施設「嬉茶楽館」で、伝統製法の釜いりやおいしい茶の入れ方を体験学習した。秋芽の茶葉を使って釜いりと手もみに挑戦し、うま味をじっくり抽出する茶の入れ方で味わいの違いを実感した。

 子どもたちは秋に収穫される秋芽の生葉約5キロを、約400度に熱した釜でいる手いりと、水分を均等に行き渡らせる手もみを体験。このうち手もみでは、転がすようにもみ込む独特な作業を繰り返すうちに変化が出始め、子どもたちは「なんか汁が出てきた」「手に茶の香りがついた」と口々に言い合った。

 おいしい茶の入れ方としては、苦みや渋みを抑えてうま味を抽出できる「70度以下の湯で1分間」を目安に実習。事前に学校で入れた茶の味と比較して「こっちの方がおいしい」との声も上がった。坂本莉菜さん(8)は釜いりの作業について「熱かったけど、だんだんとこつが分かってきた。茶工場の匂いになってくるのが楽しかった」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加