攻撃の精度の差がそのまま試合の結果となった。トヨタ紡織九州レッドトルネードは順位が一つ上のトヨタ自動車東日本に26―33で完敗。えひめ国体の3位決定戦で敗れた雪辱戦と意気込んで臨んだが、シュートミスを重ね、自滅する形で白星を献上した。

 60分間の試合で両チームが放ったシュート数は同じ53本。ボール保持率も同等かそれ以上だったが、シュートの精度で相手に上を行かれた。

 CB金東喆を軸に前半立ち上がりこそリードしたが、シュートが何度もバーをたたき、リズムを崩した。前半終了間際には体力も集中力も奪われてミスからの3連続失点。頼みの綱のCB金も相手のしつこい守備にいら立ち、プレーに精彩を欠いた。

 「個々の能力ではまったく劣っていないのに」と石黒将之監督。上位陣との対戦が続く次週以降のリーグ戦に向け、「何かを変えなければ。このままではいけない」。浮上のきっかけを思案していた。

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