作家 安部龍太郎さん

画家 永井秀樹さん

 ご愛読いただいている木下昌輝・作、遠藤拓人・画「秀吉の活」は19日で終了し、20日から安部龍太郎・作、永井秀樹・画による長編小説「家康 不惑篇」が始まります。好評を博した前作を受け、終幕となった三方ヶ原での大敗の場面から物語は始まります。家康が武田を破り大大名になっていく激動の時代が描かれる歴史小説です。ご期待ください。

 

■家康の苦悩に寄り添い描く 作家の言葉 安部龍太郎

 「家康 不惑篇」では、三方ヶ原の大敗から立ち直り、長篠の戦いで大勝し、本能寺の変に巻き込まれて岡崎城に逃げ帰るまでを描く。31歳から41歳の働き盛りだが、その間には嫡男信康と築山御前を殺さざるを得なくなる悲劇が待ち受けている。これをどう乗り越えるのか、人間家康の苦悩に寄り添って描いていきたい。

【作家略歴】あべ・りゅうたろう 1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒業後、図書館に勤務する傍ら、90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、13年『等伯』で直木賞受賞。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『信長燃ゆ』『恋七夜』『下天を謀る』、そして『家康 自立篇』等、歴史時代小説の大作を続々と発表している。

 

■生き生きした世界観に花を 画家の言葉 永井秀樹

 「家康 不惑篇」の挿絵を担当できるのは大きな喜びです。前回の連載で挿絵を担われた尊敬する正子公也さんからバトンを受け、そして家康を生き生きと表現する安部龍太郎さんの世界観に、花を添えられるよう励んでいきたいと思います。

【画家略歴】ながい・ひでき 1974年静岡県生まれ。東京デザイナー学院卒業後、地元印刷会社に入社。講談社フェーマススクールズを受講後再度上京。日本の歴史や文化を中心とした作品を発表し、フリーランスイラストレーターとなる。主に時代小説のブックカバー、挿絵、絵本等の分野で活動中。

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