フィジーの伝統衣装「スル」を身につけて発表する高校生たち=佐賀市白山の佐賀県国際交流プラザ

 県内の中高生を海外へ派遣する青少年派遣交流事業の報告会が14日、佐賀市白山の県国際交流プラザであった。フィジーや中国、韓国で研修を受けた中高生17人が、ホームステイ先での思い出や現地で感じた文化の違いや共通性について発表した。

 各プログラムの3グループに分かれて、一人ずつ報告した。フィジーを訪れた学生グループは、同国の伝統衣装「スル」を身につけて登壇。コロトゴ村でのホームステイや、サンゴの植え付け体験に触れ、「近所の人が互いの家を家族のように出入りするのに驚いた」「物は少ないと感じたけど、みんな笑顔で幸せそうだった」と瞳を輝かせながら話した。

 中国でホームステイを体験した学生グループは、「領海に侵入する中国には悪いイメージがあったが、周りはみんな親切だった。報道されるのは中国のほんの一部。現地の人と触れ合って初めてわかることがある」と、中国人に対する印象が変わったと語った。

 韓国を訪れた中学生は「言葉の壁を感じた」と苦い体験を告白。「英語をもっと勉強して多様な意見に触れていきたい」と今後の目標を話した。

 同プログラムは県の事業で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、定期的に国際交流を図っていく。

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