佐賀新聞社に届いた匿名の手紙。「新聞配達をしている中高生に使ってもらえたら」と浄財が添えられていた

 新聞配達をしている中高生に使ってもらえたら-。善意の1万6千円が添えられた匿名の手紙がこのほど、佐賀新聞社に届いた。

 便せんには「私が昨年1年で貯めたこづかいです。何かの役に立てればと考えて思いついたのが、佐賀新聞をいつも配達してくれる人でした」とつづられていた。配達する中高生の学業関係に使ってほしいという願いも書き添えられていた。

 日本新聞協会によると、全国の販売所従業員は約31万7千人で、このうち「新聞少年」は1751人(昨年10月時点)に上る。佐賀新聞では現在、中高生16人が朝刊を届けており、今回の浄財をもとにシャープペンシルとボールペンのセットを、手紙のコピーを添えて贈ることを決めた。

 15日から21日までの1週間は「新聞週間」。佐賀新聞社の井手研一販売局長は「毎日、深夜から早朝にかけて新聞配達に従事している人に思いを寄せてもらってありがたい。日々使う文具を中高生に贈ることで、投かん者の思いがストレートに伝わり、大きな励みになると思う」と話している。

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