食の質を見直す重要性を語る浜内千波さん=佐賀市文化会館

 佐賀新聞のメンバーズクラブ「Begin(びぎん)」の本年度第2回講座が14日、佐賀市文化会館で開かれた。料理研究家の浜内千波さんが「食卓からはじまる健やかな暮らし」をテーマに講演し、飽食の現在は満腹感を得る食生活ではなく、健康を保つために食の質を見直すことの大切さを語った。

 浜内さんは野菜中心のヘルシーな料理で過去約50キロのダイエットに成功し、現在も野菜を一日に1キロ食べると紹介した。グラフを用い、佐賀県の一日の野菜摂取量は全国でも下位で、男性より女性の方が不足しがちと説明。質問を交えて、腸内環境をよくしたり老化防止に効果があるなど野菜の持つ力を語った。

 献立の考え方として、浜内さんは調理に顆粒(かりゅう)だしの素を使わないと説明。「使ってはいけないというわけではない。(顆粒)だしだけで美味しいと感じるようになると、具材を入れなくても、栄養を入れなくてもとなり、工夫をしなくなってしまう」と述べ、「食材の持つ本来のうま味に着目して料理をすると楽しいし、自分の家庭の味がしっかり出来上がる」とも強調した。

 会場からは「50キロダイエットの期間は」など質問があり、浜内さんは1年間で夜だけ糖質オフをしたと話した。リバウンドをしないためには7カ月ほどはそのままの食生活の維持が必要と語った。

 講座は年3回。次回はテノール歌手の秋川雅史さん(来年3月4日)。問い合わせは佐賀新聞社内のBegin事務局、電話0952(28)2142。

=インタビューを後日掲載

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