子育てなどについて持論を展開した尾木直樹さん=佐賀市文化会館

 「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家の尾木直樹さん(70)の講演会が9日、佐賀市文化会館であった。約千人の聴衆が子育て論に聞き入った。

 大きな声援に笑顔で応えながら客席から登壇した尾木さんは、今後の人工知能の台頭に触れ、「学歴や知能指数などは重視されない時代」を予測。その上で「人間しか持っていない人間性を育て、内に持っているものを引き出すのが教育」と力説した。

 講演後は「里親体験・家庭を求めている子どもたち」のテーマでパネルディスカッションも行われた。里親と特別養子縁組をした大久保文(あや)さんや佐賀県里親会会長の時津千春さんらが、それぞれの立場から意見を述べた。

 県内では45人の子どもが里親のもとで育っており、94世帯が里親として認定され登録されている。

 参加した小学生の子を持つ佐賀市の女性は「以前から尾木ママのファンだった。その子育て論にはいつも励まされる」と話していた。

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