期日前投票の行列に並ぶ有権者=佐賀市役所4階

■衆院選重なり有権者から不満も

 

 佐賀市議選と10日公示された衆院選の日程が一部重なり、期日前投票を同時に受け付けている佐賀市役所の投票所が連日混雑している。4階に設けた投票所は長蛇の列ができ、投票に来た有権者からは「何でこんなに待たされるのか」と不満の声が上がっている。

 市議選の期日前投票は七つの支所でも実施しているが、衆院選は本庁舎と佐賀大(11~13日)だけ。このため投票を同時に済ませたい有権者が本庁に殺到したとみられる。4階廊下に有権者がずらりと並び、プラカードを持った職員が誘導に追われた。市選管は確認作業や記載事項が増えて時間を要したとみている。

 約40分並んだという男性(73)は「こんなに人が多いとは。受付の職員を増やしてほしい」と疲れ切った様子。投票を終えた会社員は「市議選と衆院選の投票が同時にできて便利だったが、時間がかかった。この行列だと高齢者の方は負担になるのでは」と話した。

 市選管は当初10人だった職員を、衆院選の期日前が始まった11日から、最大18人まで増員した。

 15日の投票所(44カ所)では市議選だけで、衆院選の投票はできない。衆院選の期日前投票は16日から7支所でも受け付ける。

 市選管によると、市議選の期日前投票は12日まで4日間で1万1112人。9、10の2日間は計3479人で、衆院選が始まり、11日3022人、12日4612人と急増した。

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