白磁シートで折り上げた鶴に絵付けする児童=有田中部小

 折り畳める磁器素材の「白磁シート」を使った折り鶴作りが9日、有田中部小であった。慣れない材料に戸惑いながらも5年生児童が丁寧に作品を仕上げ、思い思いの絵付けをした。=写真

 白磁シートは16センチ四方で厚さ1ミリほど。有田町の窯元、関窯舎の関秀哉さん(78)が開発した。白磁の原料と和紙を混ぜ合わせて、紙のような柔軟性を持たせている。

 折り鶴作りは関さんと妻の弘美さん(73)が指導した。事前に鶴の折り方を何度も練習した子どもたちは、折り目の裏と表に水を塗り、曲げやすくしながら作業を進めた。折り上げた後は電子レンジで乾かし、青や緑などの焼き物用の絵の具で羽根を塗り分けたり細かな文様を描いた。

 何色も使ってカラフルに仕上げた野田絢汰君(11)は「紙よりも固かったけどうまく折れた。色も楽しく塗れて焼き上がりが楽しみ」と話した。折り鶴は関さんが窯で焼き上げ学校に届ける。

このエントリーをはてなブックマークに追加