鳥栖市内のアスベスト(石綿)製品の工場で働いて健康被害を受けたとして、労働者や遺族ら69人が国に損害賠償を求めた訴訟は13日、佐賀地裁(立川毅裁判長)で新たに20人の原告と和解が成立した。計約9030万円が支払われる。

 20人の内訳は、亡くなった元労働者7人の遺族19人と、元労働者1人。賠償額は労働者1人当たり約1430万~450万円。

 この訴訟で和解した原告は計38人になった。弁護団によると、年内にも第4陣が追加提訴する。次回期日は来年1月12日で、残りの原告の和解を目指す。

 アスベスト訴訟を巡っては、国の賠償責任を認めた「大阪泉南アスベスト訴訟」の2014年の最高裁判決を受け、条件を満たせば、国が和解による賠償金支払いの手続きに入る。

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