中島潔さん=佐賀市文化会館

全国から小学校長が集まった会場=佐賀市文化会館

 佐賀市文化会館で12、13の両日、小学校長らでつくる研究協議会の全国大会が開かれた。全国の小学校長ら約2600人が、画家の中島潔さん(唐津市出身)、アナウンサーの内山俊哉さん(佐賀市出身)、窯主の酒井田柿右衛門さん(有田町)から、未来を担う子どもたちと子どもを見守る校長らへのメッセージを受け取った。

 中島さんはモネやルノワールも学んだパリの美術学校で、教授から「あなたは素晴らしい。描きなさい」と絵を褒められたことで画家になる決意したと話し、「褒めることは人の人生を変えることもあり、その人の強さにもなる」と振り返った。

 内山さんは野球が好きだった幼少期を経て、野球中継に起用されず苦しんだ末にサッカーで道を切り開いた経験を語り「大きな夢を語る子どもに『それを大事にしなさい』と伝えてほしい」と呼び掛けた。

 酒井田さんは、小学校時代に野山を駆け巡っていた頃の記憶がドングリやホトトギスなど絵付けのモチーフに表れているといい、「子どもたちに、本やテレビの中にはない『経験』を積む機会をつくってほしい」と話した。

 栃木県から訪れた那須町立黒田原小の薄葉保夫校長(60)は「子どもたちにふるさとの素晴らしさを伝えていきたいと、改めて感じた。育んだふるさとへの思いが、成長した彼らを支えてくれたらうれしい」と話した。

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