県産素材を使ったスキンケア商品について説明する小林章一社長(右)=佐賀県庁

 大手化粧品メーカー「アルビオン」(東京都)の小林章一社長が10、11日、佐賀県内を訪れ、化粧品産業の集積を目指す唐津市のジャパン・コスメティックセンター(JCC)などを視察した。同社は県産グレープフルーツを使った化粧品を販売しており、JCCの会員企業との連携にも意欲を示した。

 

 同社はJCCの仲介を受けて、2015年に佐賀大学と連携協定を締結した。その一環で、同大農学部の研究グループが開発したグレープフルーツ「さがんルビー」を使ったスキンケア商品を製造、6月から全国の専門店で販売している。

 国内外で化粧品原料の自社栽培も進めており、小林社長はさがんルビーの栽培施設も見学。11日には県庁で、池田英雄副知事と意見交換した。

 小林社長は「高品質の化粧品として納得してもらうためには原料や素材は重要」と話し、原料生産から製造、販売までの産業集積を進めるJCCの取り組みに関心を寄せた。今後の展開については「商品の中身に力を注ぐために分業を進めたい。実際に現場を見て確認できたので、成分分析などでJCCとの連携を進めていければ」と話した。

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