自己新記録となる24.2キロの大物アラを釣り上げた古川博信さん

 アラ釣り歴約40年の古川博信さん(62)=伊万里市=が1日、長崎県平戸市の二神島の磯から113センチ、24.2キロの大物アラを釣り上げた。自己新記録となる初の20キロ超えを果たし、古川さんは「竿が折れるか心配だったが、運良く引き上げられた。大満足です」と笑顔で釣果を振り返った。(情報提供・まるきん本店)

 

 古川さんは会社の同僚と3人で釣行。田平港から瀬渡しで、昼過ぎに二神島のポイントに到着した。アラは夜に活発に活動するので、まずはイシダイ狙いで竿を出した。餌とりに苦しめられ釣果は得られず、18時ごろからアラ釣りに切り替えた。仕掛けは約5メートルのアラ用竿に、道糸PE30号、ワイヤーハリス35番、アラ針25号を使用した。餌は今まで冷凍のイカやイワシを試したが、一番食い付きが良い冷凍サバを用いた。

 晴天だったが、海はうねっていた。若潮から中潮に向かう潮で、水深15メートルほどの底を狙った。再び餌とりに悩まされ、日をまたいでもアタリは全然なかった。一眠りしようと思った午前2時ごろ、コトコトというアラ特有の前アタリがあった。直後、強烈な引きで竿の穂先が水面まで突っ込まれた。大物の手応えがあったが、ミシミシと悲鳴をあげる竿に不安がよぎる。穂先が固いと食い込まないと感じて、2年ほど前に大物用の竿から切り替えた。10キロ前後に適した竿だった。

 左右に引っ張られたり、根に入ろうとしたり、5分ほど格闘。自らギャフを入れ、同僚に協力を仰ぎながら釣り上げた。自己新記録となる24.2キロの大物アラだった。喜びとともに、竿が折れず運が良かったと胸をなで下ろした。

 古川さんがアラ釣りを始めたのは40年前。知人が30キロ超の大物を釣り上げたのを聞いて触発されたからだ。ベテランの域に達した今は、「当時ほど大物狙いの執着はないが、それでも釣れるとうれしい」と満足そうに語った。

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