東亜工機を視察した九経連佐賀地域委員会のメンバー=鹿島市

 九州経済連合会佐賀地域委員会(委員長=陣内芳博・佐賀銀行頭取)は12日、鹿島市内の製造業、東亜工機と森鉄工を視察した。県内12社の経営者や現場責任者26人が参加し、工場の製造ラインなど佐賀のものづくりの現場を見つめた。

 東亜工機では、船舶用ディーゼルエンジン部品のシリンダライナを製造する鋳物加工技術を光武渉社長が解説した。技能検定や講習会への積極参加や、道場をつくって鋳造技術の伝承を図るなど人材育成に力点を置く風土を紹介し「高水準を保つため経営の柱に位置付けている」と述べた。

 委員らは、工場内で水を噴霧して粉じんを抑え、作業環境をよくする取り組みなどに関心を寄せていた。

 九経連佐賀は、来年の明治維新150年にちなみ、高い技術で知られる地場製造業2社を視察先に選んだ。森鉄工では油圧プレス機の製造工程や、2015年に開設した研究開発棟「ものづくりlab(ラボ)」を視察した。

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