県が作成した追突事故防止のステッカー。車の後部に貼り、後方のドライバーに注意を促す=佐賀市のアバンセ

 人身交通事故の約4割を占める追突事故を減らそうと、佐賀県は追突事故防止ステッカーを製作した。計2万枚を県内の企業や自治体などに配布する。ステッカーは目に付くピンク色で、車の後部に貼ることで後方を走るドライバーに注意を促す。

 

 ステッカーは縦20センチ、横15センチ。特殊なインクを使用し、夜間はライトに照らされると光る。下部の「追突事故多発!」の文字は通常だが、中央の「追突注意」の文字は距離が近すぎると判別しづらくなる仕掛けになっていて、「適切な車間距離を取って」との願いが込められている。ステッカーには吸盤が付いており、リアガラスの内側に貼って使用する。

 県くらしの安全安心課の平川博幸参事は「追突事故がゼロになるようにとの思いで、スタッフ一同で考えて作った。ステッカーを見たドライバーには、脇を締めてハンドルを握ってほしい」と期待する。

 佐賀県は人口10万人当たりの人身事故発生件数が、昨年まで5年連続で全国ワースト。県は2年前からワースト脱却に向けた緊急プロジェクトを始めた。本年度は約5400万円の予算でさまざまな広報啓発に取り組み、ステッカー製作はその一環。

 

 【写真】県が作成した追突事故防止のステッカー。車の後部に貼り、後方のドライバーに注意を促す=佐賀市のアバンセ

このエントリーをはてなブックマークに追加