嬉野温泉観光協会が提言した「轟の森公園」のイメージ(提供)

嬉野温泉観光協会が提言した「轟の森公園」の夜のイメージ(提供)

谷口太一郎市長(左)に提言書を手渡す嬉野温泉観光協会の池田榮一会長(右)と山口保顧問=嬉野市役所塩田庁舎

 嬉野市の轟の滝公園一帯を、観光や文化発信の拠点とする内容の提言書が嬉野温泉観光協会から市に提出された。運動広場などがある現在の公園を、景観を生かしつつ屋根付きの回廊や野外舞台を伴う公園に改変し、自然と文化の和空間に整備することを提案している。

 同協会の池田榮一会長や山口保顧問が、谷口太一郎市長に「轟の森公園整備計画」の提言書と趣意書を手渡した。趣意書では、嬉野が持続可能な観光地であるために「独自の観光形態を目指し、多様な文化的側面を引き出し誘発する仕掛けが必要」と指摘。老朽化したスポーツ施設を別の施設で代替することで、轟の滝公園を「有効活用が可能」と位置づけた。

 その上で、観光の自然志向化や日本文化への注目を汲んだ「新しいタイプの自然と文化の公園」として、植生と屋根付き回廊、野外舞台、芸子座や茶室のある和装空間を、轟の滝とも接続し整備することを提案。コンサートや演劇などもできるほか、2018年に開業する「うれしの茶交流館」などとも結べるとした。ライトアップした夜間イメージなども紹介した。

 同協会が市にまちづくりを提案するのは初めて。池田会長は「観光的な吸引力のある公園を造りたい。国際観光都市として次のステップに進むには強力な資源になる」と提言に自信をのぞかせ、谷口市長は「非常にいい提案をいただいた」と評価していた。(志垣直哉)

 【写真】嬉野温泉観光協会が提言した「轟の森公園」のイメージ。下は夜のイメージ(提供)

 【写真】谷口太一郎市長(左)に提言書を手渡す嬉野温泉観光協会の池田榮一会長(右)と山口保顧問=嬉野市役所塩田庁舎

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