干潟の生き物を採取して観察した調査会=鹿島市の干潟展望館

 有明海の干潟に暮らす珍しい生き物を調べ、生き物の研究につなげようと8日、鹿島市の干潟展望館で調査会が開かれた。鹿島市ラムサール条約推進室が初めて一般向けに「市民調査員」を募集して実施した。県内外から親子連れなど約20人が参加し、ガタに住む小さなカニや貝などを顕微鏡で調べ、記録していた。

 沖と岸付近で調査地点を分け、網を使って生物を採取した。参加者はピンセットを使ってゴカイやエビなどを皿にのせて観察。見つかった生き物について佐賀大低平地沿岸海域研究センターが解説した。

 福岡市から親子で参加した濱地春輝君(9)は「ムツゴロウが好きで参加した。いろいろな干潟の生き物を見つけることができて驚いた」と満足げ。同推進室の山浦康則室長は「豊かな海に興味を持ってもらうとともに、調査を進めていきたい」と話した。

 【写真】干潟の生き物を採取して観察した調査会=鹿島市の干潟展望館

このエントリーをはてなブックマークに追加