第48回衆院選の佐賀県内の小選挙区について佐賀新聞社は、共同通信社が10、11の両日実施した世論調査に本社取材を加味し、序盤情勢を分析した。1、2区とも自民党前職の岩田和親(44)、古川康(59)が先行し、それぞれ民進党出身で無所属前職の原口一博(58)、希望の党前職の大串博志(52)が追う展開になっている。ただ、半数が投票する人を決めておらず、今後の攻防が勝敗を左右しそうだ。

 1区は、岩田が自民支持層を固め、推薦を得た公明の半数から支持を受けている。希望公認を辞退し、無所属で出馬した原口は、民進から分裂した希望、立憲民主党に浸透し、社民の支持も得る。支持政党がない無党派層は原口が上回っている。幸福新人の中島徹(43)は伸び悩む。

 2区は、2期目への挑戦となる古川が自民、公明を手堅くまとめている。大串は希望、立憲民主、維新の支持を受け、無党派層にも食い込んでいる。共産新人の大森斉(62)は、厳しい戦い。

 衆院選への関心では、「大いにある」「ある程度」を合わせて7割超を占めたが、投票先は約半数が「まだ決めていない」と回答した。

 比例の投票先は自民がリード、希望、公明、立憲民主、共産と続いている。=敬称略

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