刈り取った稲を、脱穀機にかける参加者=多久市西多久町

 稲刈りを通じ都市部住民と中山間地の農家の交流を図ろうと多久市西多久町の平野地区で、棚田の稲刈り体験が開かれた。

 稲刈り体験には福岡市や佐賀市などの家族連れや地元小学生ら約120人が参加した。約千平方メートルの棚田で鎌を使ってゆめしずくの稲を刈り取った。

 刈り取った稲は、その場で脱穀し、子どもたちは歓声を上げながら稲わらを束ねていた。収穫した後は、地元の農家が、新米のおにぎりやイノシシ汁を振る舞い、参加者たちは秋の実りを堪能した。

 イベントを企画した事務局代表の小園敏則さんは「これ以上、棚田の休耕田を増やすまいとの思いで開いている。同時に、収穫体験を通して食べる棚田米のおいしさを分かってくれるはず」と話している。

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