JAグループ佐賀の政治団体「佐賀県農政協議会」(金原壽秀会長)は9日、衆院選立候補予定者5氏から出されていた推薦願の取り扱いを再協議し、「自主投票」とすることを決めた。県農政協は長年自民党の候補を推薦してきたが、安倍政権による急進的な農協改革やTPP交渉を巡る対応などで農家の反発が大きく、昨年の参院選に続いて自主投票とした。

 県農政協は特定候補を推薦する場合、全会一致を原則としている。今回は県レベルでは推薦しない一方、支部ごとの活動は制限しない方針。全9支部のうち、JAからつとJA佐賀市中央は独自に自民前職を推薦する。JAさが管内の6支部はいずれも自主投票としたが、そのうち旧支所単位の下部3地区(大和、富士町、上峰)が自民前職の推薦を決めた。

 当初は6日に結論を出す予定だったが、協議がまとまらず、9日に持ち越していた。金原会長は自主投票とした理由について「協議の機会を与えないで、数で押し切ってきた官邸政治への不満がある」と総括した。

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