初めて裁判を公聴した感想を語る学生=佐賀市の佐賀地方・家庭裁判所

 若者にも裁判を身近に感じてもらおうと、佐賀地方・家庭裁判所(岩木宰所長)は4日、大学生を対象とした「裁判教室」を開いた。佐賀大学経済学部経済法学科1、2年生13人が参加し裁判や法律に対する理解を深めた。

 1日からの「法の日週間」に合わせて毎年開いている。学生たちは、法廷に入り、窃盗罪に問われた男の公判を実際に傍聴。被告人やその家族が涙を流す姿を真剣な表情で見つめる学生もいた。その後、裁判官、検察官、弁護士を交えた座談会が開かれ、学生たちからは「感情移入しないのか」「印象に残っている裁判は」などの質問が投げかけられた。

 初めて傍聴したという樺島秀起さん(19)=柳川市=は「ドラマで見ている感じと違い、神聖で厳かな雰囲気だった。被告人たちが泣いている様子を見て、いろいろな事情があって事件が起きていることを実感した」と感想を語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加