今村雅弘氏

 衆院選(10日公示-22日投開票)の比例代表九州ブロック名簿順位で、自民党は9日、比例単独で立候補する前職今村雅弘氏(70)=鹿島市出身、7期=を単独3位に登載した。

 今村氏は前回衆院選で1票の格差是正に伴う「0増5減」の区割り変更により、旧2区から比例単独に転出した。同じく定数削減された4県は事前の約束通り比例に回った前職を各ブロックの名簿1位としたが、今村氏だけは小選挙区重複立候補者より下位の31位になり、自民が獲得した比例8議席の最終枠に入った。

 今回は、新たに定数減となる熊本と鹿児島で小選挙区での出馬の機会を失った前職2人が九州ブロックの1、2位となり、今村氏はそれに次ぐ3位と上位優遇された。今村氏は「佐賀1、2区を中心に一人でも多くの仲間が勝ち抜けるよう頑張りたい」と語った。

 佐賀1区の前職岩田和親氏(44)=2期、2区の古川康氏(59)=1期=は他の重複立候補者と同じ同列4位となっている。

 今村氏の比例上位を再三働き掛けていた自民県連の留守茂幸会長は「ひとまずは安堵したが、選挙を戦う前提がそろったにすぎない」と述べた。党本部からは小選挙区での勝利を求められており、「この順位を弾みにして、正々堂々と政策を訴えていく」と気を引き締めた。

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