テーマに沿って意見を述べた(右から)岩田和親氏、中島徹氏、上村泰稔氏、原口一博氏=佐賀市東与賀町の東与賀文化ホールふれあい館

立候補予定者の討論に聞き入る参加者=佐賀市東与賀町の東与賀文化ホールふれあい館

■オスプレイ

【原口】協定あり、配備反対

【岩田】安全性、説明尽くす

 

 原口 計画には明確に反対だ。佐賀空港の開港時に自衛隊と共用しないとした県と地元の協定もある。普天間のオスプレイは墜落事故で貴重な人命が失われている。オスプレイは80年代から開発され、アポロ計画より金がかかっている。佐賀に配備する17機で3600億円。不要で危険だ。安倍政権になって米国からの武器購入費が増えている。

 岩田 最新鋭のオスプレイは従来の大型輸送機に比べ速度は2倍、航続距離で3倍。災害への対応を考えたとき、必要性は認めていくべきだ。事故が目立っているのは事実で私自身、注目している。事故は空中給油や船への着艦などの時に起きており、佐賀では考えられない。米国も防衛省も機体の構造的問題ではないとしている。安全性の説明を尽くしていきたい。

 中島 賛成だ。離島防衛のため、国境を守るために必要だ。佐賀空港は風が安定していると聞く。安全性はこれからきっちり技術開発をしなければならない。国産オスプレイを造ることを考えてもいい。国防産業という考え方でやっていくべきだ。

 

■原発再稼働

【中島】代替エネ確立急務

 

 原口 私たちは2030年の原発ゼロを目指すが、きわめて難しい。来年は日米原子力協定の改定を迎える。ここにどう臨むか。原発は企業にとって不採算事業で、経済性からも安全性からみても問題がある。プルサーマル発電の玄海原発3号機の再稼働は慎重であるべきだと思う。

 岩田 国全体のエネルギーを考えた時、世界最高レベルの新規制基準に適合した原発は再稼働せざるを得ない。争点は原発にイエスかノーかではなく、国のエネルギーをどのような形にするかだ。2030年に原発依存度を20%程度に下げる計画を掲げており、その中で考えていく。

 中島 国防の観点からも安全性が確認できた原発は再稼働していくべきだ。今、原発を止めては日本のエネルギー状態が危うい。まだ代替エネルギーは確立されていないので、再稼働している間に代替エネルギー(の研究開発)を進めていくべきだ。

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