明治に創業した企業が占める割合

 明治時代に創業し現在も存続する企業が占める割合は、1・3%の北陸が地域別で最も高いことが東京商工リサーチの調べで分かった。都道府県別では山形県の2・0%が最高だった。担当者は「伝統を重視する土地柄や堅実な地域性が背景にある」と分析している。

 明治元年から来年で150年となるのに合わせ、同社が約311万社の企業データベースを基に調査。各都道府県に本社を置く企業のうち、明治時代に創業した企業が占める割合を計算した。

 明治創業の企業は、全国で計2万1799社となり、全体の0・7%だった。北陸に現存する明治創業の企業は922社だった。眼鏡枠製造業など、寒冷期の安定収入を目的に始まった業種の企業が今も残っているケースが目立つ。

 次いで、東北が老舗の旅館やホテルを中心に1・2%(2055社)だった。四国が1・1%(920社)、中国が1・0%(1516社)、中部が0・9%(3387社)と続いた。

 一方、北海道は0・5%(665社)、関東も0・5%(6679社)にとどまった。北海道は、他地域と比べて起業や産業発展が遅かった歴史的な経緯が影響したとみられる。関東は、首都圏での生き残り競争の激しさを示す格好となった。

 都道府県別では、山形県が458社の2・0%で最も高く、新潟県が1・8%(856社)、島根県が1・6%(226社)と続いた。【共同】

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